3月ワークショップレポート

2014/03/25 Tue

『インプロinカフェコモンズ』第92回を、
3月23日に開催しました。

今月のワークショップは、年度末にちなんで、
「想いを共有する」というテーマで実施、
即興の「静止画」作りを楽しみながら、
集まった皆さんの、この春のそれぞれの「想い」を、
受けとめ合い、表現し合っていきました。

参加してくださったのは、初参加4名を含む13名の皆さん(+懇親会から1名)
スタッフは、そん、すぅの2名でした。

いつものように、ワークショップのレポートをお届けします。

『 』は実施したメニュー(ゲーム名)
☆は、即興のタイトル(お題)
< >は参加者の皆さんのふり返り(アンケートの回答)
※は、ファシリテーター(すぅ)のコメントやルール説明です。

○第1部【互いの存在を認め合う】

『スケールライン』(全員で)
※ワークの場に、0から100までの架空の目盛を設定したうえで、質問を投げかけます。
参加者は、その質問に対する自分の「今日の気分」での回答を100段階で数値化し、
0~100の間の目盛の場所に移動することで、「今日の自分」を表明していきます。

☆今日のご機嫌は?/体調は?

『今日の自分を静止画で表す』(円陣)
※先ほどの『スケールライン』で感じた「今日の自分」を、静止したポーズで表していきます。

<気分を静止画で表すのが難しかった(ので、やりたいポーズをした)>
※いきなり「気分を静止画で!」などど言う私の要求が無茶ですよね。
やりたいポーズをやってくださって、よかったです!

『ネームトス』(円陣)
※相手の名前を呼びながら、ボールなどの柔らかい(受け取りやすいもの)をパスし合います。
全員にパスが回ったら、もう一度繰り返したり、逆廻りにパスしたりしてみました。
さらに「ボールを2個に増やし、逆廻りと順廻りを同時に回す」
「3個に増やし、3個目は名前を呼ぶのではなく『しりとり』をしながら回す」
「途中で誰かがボールを落としたら最初からやり直し」と、ルールを追加していきました。
 
<『しりとり』が入る『ネームトス』は、やったことなかったし、おもしろかったです>

『わたしあなた』~『同・名前ヴァージョン』~『同・言葉ヴァージョン』(円陣)
※ひとりが、自分の胸を掌で押さえながら「わたし」と言い、
掌を上に向けて誰かを指し示し、優しいアイコンタクトを心がけながら「あなた」と言う、
これを繰り返します。
→ルール変更①移動ヴァージョン・・・呼んだ相手の場所へ移動します
→ルール変更②名前ヴァージョン・・・「わたし」の代わりに「その日の自分の『呼ばれたい名前』」、
「あなた」の代わりに「相手の『呼ばれたい名前』」を呼び、呼んだ相手の場所へ移動します。
→ルール変更③言葉ヴァージョン・・・「自分の呼ばれたい名前」の代わりに、何かひと言、言葉(挨拶)を言います。
<例>「初めまして⇒相手の呼ばれたい名前」「お久しぶりです!⇒相手の呼ばれたい名前」。

『ミーティンググリーティング』(全員と)
※歩き回りながら、全員と1回ずつ向き合って名前を呼び合い、
握手して挨拶していきます。

★第1部を通してのふり返り
<「今日の気分」の自分でいいんだと思えました>

<名前を覚えやすかった。あとで、他の人に話しかけやすくなった>

<いつもより少なめの人数で、初めての方も多かったので、新鮮でした>

<自然とお互いの存在が認め合えるこの動作(作業)は、何か日常でも大事な気がしました>


○第2部【静止画で遊ぶ~想いを共有する①】

『ナイフとフォーク』~『同・サポート編』(2人組)
※2人で相談せずに(声を出さずに)動いて出題されたタイトルの形(物)になります。
(例えば「ナイフとフォーク」)2人は、互いの動きをよく見ながら、ファイブカウントの間に、
相手のアイデアを察し合いながら、ナイフとフォーク1本ずつになるように身体を動かします。
ストップモーションで、互いに「ナイフとフォーク」になっているかどうかを確認。
(ナイフ2本orフォーク2本でもOK。大切なのは結果ではなく、
ファイブカウントの間、相手をよく観て、喋らず、身体を使って表現することです)
☆「アイスクリームとスプーン」「苺とバナナ」「兎とライオン」「(2人で1つの)鋏」
「真っ赤な薔薇の花一輪と花瓶」

※「サポート編」は、タイトルは1人分で、もう1人はその主役をサポートする形になっていきます。 
☆「謝罪会見」「命がけの逃亡」「告白」「大スター成田空港に帰国」

<『ナイフとフォーク』好きです>

『わたしだあれ?』(3人組)
※Aさんが何かの形に(静止画に)なっている~Bさんが、Aさんに「わたしだあれ?」と尋ねる
~Aさんは身の回りの「もの」の名前を言う~Bさんは、その「もの」に成り切る(静止画)
~Cさんが、Bさんに「わたしだあれ?」→繰り返し

<個人的には『何やってるの?』よりは『わたしだあれ?』のが好きです>
※『わたしだあれ?』は、小学校でインプロの授業をしていて『何やってるの?』をやろうとした時に、
「『何やってるの?』は、そのクラスの子どもたちは、まだ楽しめそうにないなあ、
無理があるなあ。そうだ!静止画でやればいいんだ!」とその場で思いついたプログラムです。
小さな子たちでも、すぐに楽しめるので、それからよく実施しています。

『写真の人』~『同・名作編』~『同・感情サポート編』(4人組)
※相談せずに(声を出さずに)動いて、ファイブカウントの間に、出題されたタイトルの「写真」に写っている
「人」になります。ストップモーションの瞬間にシャッターを切るイメージで、「写真の人」を演じるのです。
☆「犯人逮捕」「お見合い開始」「もうすぐメジャーデビュー(音楽ユニット)」

☆(名作編)「桃太郎、家来たちと鬼が島に向かって出航」「到着した浦島太郎を出迎える竜宮城のものたち」
「ひとりで路上でマッチを売る少女と、暖炉のある家でパーティーをして浮かれ騒ぐ人々」

※感情サポート編・・・
4人で主役となる「感情」を決めます~グループの中の1人が、その感情でポーズをとり、静止します。
~他のメンバーが、その場面にストップモーションで加わります。
その時、最初に入った人の感情を活かすように、あくまで、その人が主役として輝くように心がけてつくっていきます。
☆「歓喜」「激しい怒り」「哀愁」「溢れる達成感の中、明日から休暇が始まる楽しい気持ち」

『カメラマン(未来写真or思い出写真)』(4人組)
※まず個人ワークで「なりたい自分」をイメージします。
(いつ? どんな自分? まわりには、どんな人たちが居てほしい?)
~4人組で、それぞれの「なりたい自分」を語ります。
~ひとりずつ「主役」として、自分のポーズを決め、
他の3人にどんな役で未来写真に加わってほしいかをリクエストします。
~4人で「未来写真」を完成させます。(「思い出写真」でもOK/語らなくてもOK)

<『未来写真』でやりたいことを、静止画でやることができて、気分が上がりました>

<自分のエピソードを静止画にする時、気軽に言えることがパッと出てこなくて、
フィクションは気楽にできるけど、(実話は)自分は苦手なのだと感じた>

※フィクションの世界で遊ぶ「インプロinカフェコモンズ」ですが、
今回は、話したくない方は、話さなくてもOKというルールで、
一部分だけ、実話を扱うプログラムを入れました。
年度末のこの時期のそれぞれの「想い」を共有する時間を持ちたかったのです。

『妄想サポート』(全員で)
※1人(主役)が、自分がなってみたい状況(妄想)を語り、ポーズをとります。
~周囲はその妄想をサポートするために、1人ずつ脇役としてその場面に加わっていきます。
☆映画「E・T」のワンシーン(自転車の籠にE・Tを乗せて走る)/本能寺の変の織田信長 等を実施

<自分のゆめのイメージ化を、皆に手伝ってもらって、豊かな気持ちになれました>

<破滅的な妄想でも、ドラマティックに表現することができて、
「こんな人生もアリだなぁ」と思いました>

<『妄想サポート』にのっかって、誰かの妄想にどっぷりつかるのは楽しかった。
皆で妄想を出していく。写真(静止画)だけでなく、少し演じてみても楽しそう>
☆『E・Tを籠に乗せて走る』自転車のシーンは、静止画ではなく、動画でしたよね!!

★第2部を通してのふり返り
<2人、数人のグループで作り上げるのが、おもしろかった>

<前頭葉、側頭葉がほぐれていく感じ、もしくは、ほぐれていく音がした>

【パフォーマンスタイム】
出演 かおりん・がんちゃん・ラブレス・すぅ
『一文字ソング』
☆「こけし」

『ワンワードソング』
☆「春』

『シェアードソング』
☆「けんか」


○第3部【想いを共有する②】

『イエスレッツ』~『同・断ってもいいヴァージョン』(2人組)
※ヴァージョン①Aさんが「○○しよう!」と提案する→Bさんは無視する
※ヴァージョン②Aさんが「○○しよう!」と提案する→Bさんは「そうしよう!」と受け入れる
→ふたりで、その○○の動作を演じる→Bさん「そうだ、△△しよう!」
→Aさん「そうしよう!」→ふたりで△△を演じる→繰り返し
※ヴァージョン③・・・相手の提案を断ってもいい(但し、断る時は、短く、かわいく、理由は言わずに断る)
→断られたら(めげずに、明るく)相手にアイデアを委ねる。「じゃあ、どうしたいの?」
→「そうしよう!」または「No」を選択しながら、繰り返します。

☆友達以上、恋人未満の15歳の男女が、休みの日に遊びに行く

<『イエスレッツ』は、好きなワークです。設定が15才の男女だったので、
何だか、甘酸っぱい感じがして楽しかったです>

<2人組の時、(15歳という)設定を忘れてしまった>
※成り切り続けるのって、難しいですよね。

『イエスレッツ・全員ヴァージョン』(全員で)
※「全員の共同作業」を、タイトルとして設定し、ひとりが「○○しよう!」と提案します
→提案を受け入れたくない人は、そっと離脱
→賛同者がいなくなるまで、提案を繰り返していきます

☆「セレブな奥様の団体旅行」で「ドバイ」に行く

<成り切る?ことに恥ずかしさがあったりして、ためらいがあった>
※恥ずかしく思ったり、ためらったりするのは、当然だと思います。
でも「非日常」のほうが、気楽に提案したり、断ったりできると考えて、
なるべく日常とかけ離れた状況を設定するようにしています。


『アイアムゲーム・行ってみたい場所の風景をつくるヴァージョン』(2グループに分かれて)
※1人が行きたい場所をリクエストします(その人は、チンベルを手に持ちます)
→演じるプレイヤーは、その場所にありそうなもの(または人)の静止画になって登場します(「私は○○です」)
→場所を指定(リクエスト)した人は、その場所に存在してほしくないものが登場したら、
ベルを鳴らし、やり直しを促します。ベルを鳴らされたプレイヤーは、別のものになって登場し直します。

『彫刻』(4人組)
※1人が、何かのポーズをとり、そこに1人ずつポーズを取って加わっていきます。
→グループみんなが加わったら、出来上がった形を彫刻に見立ててタイトルをつけます。

『動く彫刻』(4人組)
※1人が、何か「反復する動きと音」を表現し、そこに1人ずつ「反復する動きと音」を表しながら加わっていきます。
→出来上がったものを、動く彫刻(マシーン)に見立ててタイトルをつけます。
※ヴァージョン②・・・先にタイトルを決め、その感情を表す「動く彫刻」をつくっていきます。

<『彫刻』『動く彫刻』で、いろいろな見方ができるので、おもしろかった>

『動く彫刻・実話編』(全員で)
※『動く彫刻』と同じ手順で、参加者の方の「感情」を、動く彫刻で表していきます。
→「最近ちょっと心が動いたこと(実話)」を語っていただき、その感情をしっかり受けとめて、
心が動いた瞬間の「想い」を表します。(語る人も、演じる人も、希望してくださった方です)

<自分の感情を客観的に受けとめることができ、すっきりしました>

<ちょっとプレイバックシアターで演じる(実話を演じる)のは、躊躇してしまいましたが、
気持ちは演じてみたかったです>

<(実話編の)『動く彫刻』は、自分は好きだけど、
難しさを感じる人もいることは確かだなあと、改めて思いました>

<(実話を)打ち明けてくれた人に「癒し」になれたと思う>

<その人の体験を聞いて表現することの怖さを感じた。
自分も同じような思いをしたことがあって、共感できる部分が多くあったからかもしれない。
最後のふり返りで(『動く彫刻・実話編』についての)いろんな人の話を聞いて、
自分の中で、いろんな思いが混在しています>

<すぐに思い出せるような実話というのは、強烈な感情を伴うので、
それを使うのは、やはり簡単ではないと思います。難しいですね>

※実話を題材にするプログラムは、「怖さ」を忘れずに、
慎重に、丁寧に、やらなければと思っています。
語った方の「想い」に、場のみんなが寄りそい、共感していけるように。

★全体を通してのふり返り
<アットホームな雰囲気で、表現したりするのが、ためらわずにできました。
楽しかったです>

<今日は、ひとつひとつ、じっくりと味わえたような思いがします>

<初めての参加でしたが、仕事のことを10年ぶりに忘れた休日でした>
※ぜひぜひまた、忘れにいらしてください!!


※皆さん、アンケートへのご協力、ありがとうございました。

4月のインプロinカフェコモンズは、27日(日)に開催します。
ワークショップのテーマは「即興de『語る』」。

幼い子どもが、思いついた「おはなし」を自由自在に語るように、
大人も、即興で「空想」や「妄想」を「語って」みようというチャレンジです。

皆様のご来場をお待ちしております。

【参加費】
2000円(参加費+ケーキ&ドリンク付き)

お申し込みは、
yesandyeah☆ezweb.ne.jp
080-6598-0878
鈴木聡之まで
(☆を@に替えて送ってください)

ワークショップ前に、
カフェコモンズのランチも、ご一緒しませんか?
時間は、12:00~13:00
メニューは、コモンズシェフの増田さんにお任せで、
お値段は、750円前後です。
(ランチのご希望は、前日までにご連絡ください)

ワークショップ終了後には、
カフェコモンズで懇親会も行います。

わいわいコース・1800円(ワンドリンク・食事)
ほろ酔いコース・2200円(ツードリンク・食事)
乾杯コース・500円(ワンドリンクのみ)
(懇親会のお申込みは、当日、承ります)

コモンズの即興空間での、皆さんとの再会を楽しみにしています。

インプロinカフェコモンズ事務局

すぅさん こと 鈴木聡之
運営スタッフ一同
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プロフィール

インプロinカフェコモンズ

Author:インプロinカフェコモンズ
開放的で、ポジティブで
心地よいコミュニケーション
自分らしい自己表現を楽しむ
ワークショップ

≪今後の日程とワークのテーマ≫


2017年 
 8月27日(日)
 「子どもたちとの現場で実施している
即興表現で遊ぶ」

 9月24日(日)
 「音で遊ぶ」

10月29日(日)
 「架空の感情表現で遊ぶ」

11月26日(日)
 「インプロパーティー2017」

12月24日(日)
 「妄想で遊ぶ」 
 
~12月以外は、
その月の最終日曜日です。

【ワークショップの時間】
 13:30~18:00

~11月のパーティーは、
 13:30~20:00

【参加費】
 一般 3000円
 学生 2000円
(ワンドリンク&ケーキ付き)

~11月のパーティーは、
 4000円
(ケーキ&お茶/食事&ワンドリンク付き)
 
こちらにもぜひ ↓↓↓
・ランチタイム(12:00~13:00)
  シェフお任せメニュー
  定食750円
  軽食500円

・懇親会(ワークショップ後)
  ※値段は下記参照
 乾杯コース
   500円(1drink)
 わいわいコース
  1800円(1drink+お食事)
 ほろ酔いコース
  2200円(2drink+お食事)
   ※3杯目以降はキャッシュ

★開催場所
カフェコモンズ
http://cafe-commons.com/
〒569-0814
 大阪府高槻市富田町1-13-1
   ウエストビル5階
TEL/FAX: 072-694-3607
MAIL: info@cafe-commons.com

◇アクセス
JR京都線「摂津富田」 または
阪急京都線「富田」より徒歩2分
 大阪・梅田、京都・河原町より
 JRまたは阪急で約25分。
 JR高槻・阪急高槻市の隣駅
 (普通各駅電車のみ停車)

JR「摂津富田」駅と
阪急「富田」駅をつなぐ商店街の、
阪急の線路近く、
ドトールコーヒーや松屋の
向かい側にある、
1階にファミリーマートのある
ビルの5階です。

ファミリーマート横の路地を入って、
すぐ左にあるらせん階段を昇り、
2階から
エレベーターにお乗りください。、

※駐車場はありません。
 お車でお越しの方は、
 近隣のコインパーキングを
 ご利用ください。

◇場所が分からない場合は、
 お気軽にお店にお電話を。
 スタッフが1分でお迎えに
 伺います!!

★定員 先着30名

★お申込みは、
鈴木聡之の携帯まで
yesandyeah@ezweb.ne.jp
080-6598-0878

ランチをご希望の方は、
お申込の際に、
定食、軽食、いずれをご希望かを、
お申し出ください。

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